共働き夫婦のストレス限界?夫婦関係を円満にする即効改善テクニック5選
「おつかれ~」の一言だけで終わる夜が、気づけば当たり前になっていた。
共働きでフルタイム勤務。保育園への送りは私、迎えは夫。家事は基本分担してるつもりだけど、なんだか最近、私の方が明らかに多い気がする。でも、口に出すほどのことでもない気がして、ずっと黙ってた。
ある金曜日の夜。子どもを寝かしつけた後、リビングに戻ると、夫がソファでスマホを見ながら笑っていた。私はというと、朝から洗濯・仕事・夕飯づくり・お風呂とノンストップ。ようやく腰を下ろせたのは、22時過ぎだった。
「今日、何がそんなに面白かったの?」と何気なく聞いたら、「あ、ごめんごめん。会社の同僚が送ってきた動画がさ…」と笑いながら画面を見せてきた。でも、その瞬間、なぜか胸の奥にグッとくるものがあった。
「いいな、あなたはまだ“同僚と笑い合える余裕”があって」と心の中でつぶやいた。私はずっと、時間に追われて、誰かとゆっくり笑う余裕なんて、最近なかった。
それからしばらく、言葉少なに片付けをして、おやすみとだけ言って寝室へ向かった。
次の日も、その次の日も、会話はあいかわらず「おつかれ」「ありがとう」だけ。悪い人じゃない、むしろよくやってくれてる。だけど、「本当にわかり合えてるのかな?」というモヤモヤが、少しずつ心に積もっていくのを感じていた。
誰かに相談するほどでもない。でも、なんだか最近、パートナーと“気持ちの距離”が遠くなっている気がして、少しだけ、さびしい。
こうすれば大丈夫!
こんにちは!
仕事に家事に育児に…気づけば毎日がめまぐるしく過ぎていく共働き夫婦。パートナーと顔を合わせても、疲れて「おつかれ〜」の一言で終わっちゃう日、ありませんか?
毎日バタバタ、家事も育児もお仕事も――そんな共働き夫婦こそ、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうもの。「パートナーにイラッ」「なんだか最近会話が減った?」なんてこと、ありませんか?
でも大丈夫!ちょっとした工夫と意識で、夫婦関係はグンと良くなるんです。今回は、脳科学や心理学にもとづいた“即効で効く”改善テクニックを5つご紹介します。どれも簡単にできるものばかりなので、ぜひ今日から試してみてください!
1. 感謝の気持ちは「具体的」に伝える!
「ありがとう」は魔法の言葉。でも、もっと効果を高めるなら“何に”対して感謝しているかをハッキリ伝えるのがポイント!ある研究によれば、夫婦の満足度を大きく左右するのは「感謝の言葉」であることが明らかになっています。316組の夫婦を15か月間追跡調査し、日常的な感謝の頻度が高いほど関係満足度が高く、将来を前向きに捉えやすいことを示しています。
- 「朝早く起きてゴミ出ししてくれてありがとう!助かったよ」
- 「仕事帰りに牛乳買ってきてくれてうれしかった!」
- 「忙しいのに洗濯してくれて助かったよ」
- 「今日もご飯を作ってくれてありがとう」
小さなことでも具体的に伝えると、相手の自己肯定感がアップして、感謝が感謝を呼ぶ“ハッピーの連鎖”が起きますよ♪
何に感謝しているのかをはっきり伝えることで、パートナーも自分の行動が認められていると実感し、関係全体がグッと良くなります。
2. 一緒に「非日常」を体験してみよう!
実は、夫婦仲をグッと深める秘訣は「新しいことを一緒にやること」なんです。脳科学的な研究によれば、夫婦で“普段やらない新しい体験”を共有すると、信頼関係や親密さが大きく高まることが分かっています。
おすすめはこんな体験:
- 行ったことのないレストランでのディナー
- 初めての体験型ワークショップ
- バンジージャンプ(やりすぎ?)
- ハプニング満載のアクション映画鑑賞
非日常を共有することで、脳が「この人といると楽しい!」と認識してくれるんです。マンネリ打破にもぴったり!
ちょっと非日常な体験や「ドキドキ」を一緒にすると、絆が深まるそうです(いわゆる“つり橋効果”ですね)。
「いつもと違う場所に出かけてみる」「お互いの趣味にトライしてみる」といったチャレンジを、ぜひ夫婦で楽しんでみてください。
3. スキンシップを意識して増やそう!
手をつなぐ、ハグする、肩をポンッとたたく…。これらのスキンシップ、意外とおざなりになっていませんか? ある研究によれば、日々のスキンシップ(例えばハグや手を繋ぐことなど)は、愛情ホルモンの分泌を促し、心理的な距離を縮めてくれるそうです。
毎日の中でこんなふうに取り入れてみましょう:
- 「いってきます」のハグ
- 寝る前の軽いマッサージ
- 一緒に歩くときは手をつなぐ
スキンシップは“愛情ホルモン”を促すだけじゃなく、心の距離もギュッと縮めてくれますよ♡無理のない範囲で、自然なスキンシップを心がけることで、心までポカポカしてくるはずです。
4. ケンカは「その日のうちに仲直りルール」で!
言い合いになって気まずい空気が続くと、それだけでストレスが倍増しますよね。
そんなときは…
- 「夜までに仲直りする」とルールを決めておく
- 仲直りできなくても、翌朝は普通に接するよう心がける
「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますが、ある調査によれば、仲良し夫婦ほど『ケンカしたその日のうちに仲直りする』というルールを持っている傾向があるそうです。
「2時間後に話し合う」「寝る前には必ず仲直り」など、ルールを決めておくことで、不満を長期間ため込まずに済みます。
大切なのは「本音で話し合うこと」と「長引かせないこと」。スッキリ解決して、翌日はまた笑顔でスタートしましょう!
5. 「察してほしい」は卒業して、言葉で伝える!
「言わなくてもわかってほしい…」その気持ち、よ〜くわかります。でも、実は“言葉にする”ほうがずっと早く伝わるんです。
たとえば、
- 「疲れてるから、洗い物お願いしてもいい?」
- 「今週末はちょっと休みたいな。一緒にのんびりしようよ」
命令ではなく、お願いや提案のかたちで伝えると、相手もスッと受け入れやすくなります♪
コミュニケーションのすれ違いは夫婦間の大きなストレス源。
「わかってくれるはず」と思いがちですが、ある研究では、具体的なお願いや要望を言葉にして伝えることが、良好な関係の秘訣だとされています。
まとめ:できることから、少しずつ始めてみよう!
夫婦関係は、日々のちょっとした習慣の積み重ねで変わっていきます。
無理して全部やろうとしなくてOK。
「今日はありがとうを3回言ってみよう」とか、「今週末はちょっと冒険してみよう」など、できることから始めてみてください。
夫婦関係の円満な維持や改善は、難しそうに感じるかもしれませんが、こうしたテクニックを実践することで、思った以上に早く効果を感じることができます。
家庭という名のチームを、一緒にもっと素敵に育てていきましょう♪
夫婦は同じ船のパートナー。ときどきメンテナンスをしながら、笑顔と感謝の絶えない毎日を過ごしましょう♪
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